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シュヴァイツァークサリヘビ

和名 : シュヴァイツァークサリヘビ
学名 : Macrovipera schweizeri
分類 : 有鱗目クサリヘビ科
分布地域 : キクラデス諸島のミロス島、キモロス島、シフノス島、ポリエゴス島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長60cm~75cm、最大で100cmに達する。
体色は薄い灰色に赤茶の斑点がある。
生態

岩が沢山ある木が疎らに生えた茂みに棲息している。
暖かい日は夜に活動をして、寒い日は日中に活動をする。
冬になると冬眠するが、天気の良い日には日光浴をする為に出てくる。
食物は主に鳥類で、トカゲや昆虫も食べる。
ミロスクサリヘビはかなり強力な毒を持っており人間にも被害は出ているが今まで死者は出ていない。
繁殖は隔年で4月頃に行われる、通常8個~11個の卵を産み、37日~48日で孵化する。
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状況

鉱業や観光開発による棲息地の消失が脅威とされるが、過放牧や野焼きも問題視されている。
また、違法にも関わらずペットとしての需要がある事から密猟の対象にもなっている。
1977年にギリシャ政府が駆除を推奨した事も現在の個体数に影響を与えていると考えられる。
ミロスクサリヘビにとって最も重要なのは棲息地の保護だが現在まで上手くいっていない。
個体数は推定で約3000頭。
棲息している保護区

不明
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