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ミノールカメレオン

和名 : ミノールカメレオン
学名 : Furcifer minor
分類 : 有鱗目カメレオン科
分布地域 : マダガスカル島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長はオスが約24cm、メスは約16cm。
体色はオスが赤褐色に黄色い斑点や縞模様がある、メスの体色は緑色で黄色い縞模様や紫の斑点がある。
生態

乾燥した疎林に棲息しているが、コーヒー農園で見つかったという報告もある。
獲物を捕まえる時は、主に樹上で待ち伏せをして近づいてきた昆虫を長い粘着性の舌を使って捕食する。
繁殖は年に2回~3回行われ、柔らかい土の中に5個~15個の卵を産む、孵化には9ヶ月~10ヵ月かかり、子供は約5ヶ月~7ヶ月で性成熟する。
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状況

森林伐採や過放牧による棲息地の消失が最大の脅威と言われている。
1994年にワシントン条約で取引が禁止されるまではペット用として狩猟されており、今でも密猟はなくなっていない。
繁殖力は高いため密猟の取締りを強化したり棲息地を保護できれば、個体数は回復していくと考えられる。
棲息している保護区

不明
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