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ジャマイカボア

和名 : ジャマイカボア
学名 : Epicrates subflavus
分類 : 有鱗目ボア科
分布地域 : ジャマイカ
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長180cm~200cm。
体色は赤褐色やオレンジ色、黒い斑点があり後方に行くほど密度が濃くなる。
生態

石灰岩の沢山ある湿った森林に棲息する。
夜行性で、日中は日光浴をしたり岩の間や樹洞で眠って過ごす、夜になると陸上と樹上で餌を探す。
食物は、ネズミ、鳥類、コウモリなどを捕食し、幼体は昆虫を食べる。
一度に5頭~15頭の子供を生む、生まれた時の体色は薄いオレンジ色だが生後1年半で成体と同じ色になる、性成熟はオスが約6年。
寿命は飼育下で20年以上生きる。
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状況

15世紀にスペイン人が入植してきた時に持ち込まれた猫やブタやドブネズミなどによる捕食、野焼きや森林伐採による棲息地の消失が脅威となっている。
ゴート島にいた個体群はドブネズミの駆除を目的に導入されたマングースに狙われ既に絶滅している。
ワシントン条約で保護はされているが、ジャマイカの国内法での保護は改善の余地があるとされる。
棲息している保護区

ジャマイカ
・サリー郡
ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ国立公園(Blue and John Crow Mountains National Park)
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