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オオヨロイトカゲ

和名 : オオヨロイトカゲ
学名 : Cordylus giganteus
分類 : 有鱗目ヨロイトカゲ科
分布地域 : 南アフリカ共和国(旧トランスバール州、フリーステイト州、クワズール・ナタール州)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長15cm~20cm、尾まで含めた全長は最大40cm。
体色は背部が黄色から茶色で、頭部や腹部は黄色、胸部には茶色い斑が入る。
生態

岩の多い平原に棲息している。
長さ約2mの巣穴を掘る、日中は巣穴の近くで日光浴をするのに多くの時間を費やす、冬季には約4ヶ月間の冬眠を行う。
警戒心が非常に強く危険を感じると巣穴に逃げ込む、逃げ切れなかった場合は死んだ振りをしてやり過ごそうとする。
食物は主に昆虫を食べる。
繁殖は胎生で1月~2月頃に1頭~3頭の子供を生む。
寿命は飼育下で20年以上生きた記録がある。
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状況

棲息地の農地化とペット用としての狩猟によって減少している。
飼育繁殖はかなり難しいらしく成功率は低い、ワシントン条約附属書IIに掲載されているが野生で捕獲された個体はヨーロッパやアメリカ、日本にも許可無く輸出されている。
棲息している保護区

南アフリカ共和国
・リンポポ州、ムプマランガ州(ネルスプロイト)
クルーガー国立公園(Kruger National Park)
・フリーステイト州
ゴールデンゲートハイランズ国立公園(Golden Gate Highlands National Park)
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