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オオアルマジロ

和名 : オオアルマジロ
学名 : Priodontes maximus
分類 : 被甲目アルマジロ科
分布地域 : 南アメリカ
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長70cm~110cm、尾長45cm~50cm、体重28kg~32kg。
体色は濃い茶色。頭部と背中は皮膚が硬質化した鱗甲板で覆われている、他の部分も全身が硬い毛で覆われている。
目や耳は小さく、前脚の爪が大きい。
生態

水辺の森林に多く棲息している。
夜行性だが人間による圧力が原因で昼行性から夜行性になったという可能性もある。
穴掘りが得意で地面を掘って巣を作ったりアリ塚を掘り返してアリを食べたりする、主食はアリだがミミズや小さい蛇なども食べる。
妊娠期間は約15週で1頭~2頭の子供を産む、子供は約1年で性成熟する。寿命は12年~15年。
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状況

道路や農地の開発による森林伐採で棲息地を失い、一部の地域では食用として狩猟されている。
1980年代に個体数が50%減少したとされ今も減少し続けている。
棲息している保護区

ブラジル、ボリビア、パラグアイ
パンタナル自然保護地域(Pantanal Conservation Area)
ブラジル
・ブラジリア連邦直轄区
ブラジリア国立公園(Brasília National Park)
・ゴイアス州、マットグロッソ・ド・スル州
エマス国立公園(Emas National Park)
・ゴイアス州
ヴェアデイロス平原国立公園(Chapada dos Veadeiros National Park)
・バイーア州
モンテ・パスコアル国立公園(Monte Pascoal National Park)
・トカンティンス州
カントン州立公園(Cantão State Park)
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