TOP > 哺乳類 > 被甲目 > ペルーケナガアルマジロ
ペルーケナガアルマジロ

和名 : ペルーケナガアルマジロ
学名 : Chaetophractus nationi
分類 : 被甲目アルマジロ科
分布地域 : アルゼンチン、ボリビア、チリ、ペルー
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長20cm~28cm、尾長9cm~18cm、体重約1.2kg。
体色は黄色がかった灰色。
生態

標高2400m~4000mの草原地帯に棲息している。
夏季は日光を避けるために夜行性になる、巣穴を掘って生活する。
冬季には脂肪を蓄えて冬眠するらしい。
食物は地中にいる昆虫や動物の死骸を食べる。
妊娠期間は約2ヶ月で1頭~2頭の子供を産む。
50日~60日で離乳をして、性成熟は約9ヶ月かかる、寿命は4年~16年とされる。
スポンサーリンク
状況

農地拡大による棲息地の消失や、穴を掘ることから農民に害獣として駆除されたり食用として狩猟されている。
また、ペルーケナガアルマジロの甲羅がチャランゴというアンデス地方の民族楽器の材料として使用されている事も狩猟圧を増加させる原因となっている。
棲息している保護区

ボリビア
・オルロ県
サハマ国立公園(Sajama National Park)
スポンサーリンク