TOP > 哺乳類 > サル目 > アゴヒゲオマキザル
アゴヒゲオマキザル

和名 : アゴヒゲオマキザル
学名 : Cebus xanthosternos
分類 : サル目オマキザル科
分布地域 : ブラジル(バイーア州、ミナスジェライス州、セルジッペ州)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IA類(CR)
形態

体長36cm~42cm、尾長38cm~49cm、体重3kg~4kg。
体毛は黄褐色で、頭部と四肢と尾の先が黒い。
生態

多雨林に棲息している。
昼行性で、樹上で殆どの時間を過ごす。

ツガイとその子供たちによる10頭~30頭の家族群を形成している。
食物は主に果実や昆虫を食べる、また花や鳥の卵、クモ、小型哺乳類なども食べる。
交尾は群れで上位のオスが優先的に行う。
妊娠期間は150日~170日で1頭の子供を産む。
性成熟はメスが4年~5年で、オスが6年~8年かかる。
スポンサーリンク
状況

森林伐採により棲息地の大半が失われている事と日常的に狩猟の対象となっている事で絶滅寸前に追い詰められている。
個体数は過去50年で80%以上減少している。
いくつかの保護区は存在するが十分な面積ではないと考えられている。
棲息している保護区

ブラジル
・バイーア州
ウナ生物保護区(Una Biological Reserve)
セラ・ダス・ロントラス国立公園(Serra das Lontras National Park)
スポンサーリンク