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マホガニーフクロモモンガ

和名 : マホガニーフクロモモンガ
学名 : Petaurus gracilis
分類 : カンガルー目フクロモモンガ科
分布地域 : オーストラリア(クイーンズランド州)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長22.5cm~27.5cm、尾長33.5cm~40.5cm、体重250g~400g。
体毛は灰色、背中に暗色のストライブがある。
生態

クイーンズランド州北部の海岸線の森林に棲息している。
一夫一婦制で約23haの縄張りをツガイで持つが、それぞれが3個~9個の巣穴を所有しており、餌を探す時も巣穴で休むときも別々に行動をする。
夜行性で、夜になると餌を探しに巣穴から出てくる、食物は、花蜜、樹液、花粉、ユーカリ油、昆虫などを食べる。
滑空する距離は平均30mだが、最大で60m滑空する事もできる。
繁殖は4月~10月に行われ、1頭~2頭の子供を生む、離乳までは4ヵ月~5ヵ月かかり、12ヶ月~18ヵ月で性成熟する。
寿命は5年~6年と推定される。
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状況

農業や木材を目的とした森林伐採により既に棲息地の80%以上が失われている。
残った棲息地の大部分はマホガニーフクロモモンガを守る為にオーストラリア政府によって買収され、回復計画が行われている。
棲息している保護区

オーストラリア
・クイーンズランド州
エドマンド・ケネディ国立公園(Edmund Kennedy National Park)
ギリンガン国立公園(Girringun National Park)
パルマ・レンジ国立公園( Paluma Range National Park)
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