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シロナガスクジラ

和名 : シロナガスクジラ
学名 : Balaenoptera musculus
分類 : クジラ目ナガスクジラ科
分布地域 : 北太平洋、南太平洋、南極海
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長24m~33m、メスの方が大きい。
体重100トン~190トン。
体色は青灰色、淡色の斑がある。
生態

世界最大の哺乳類。
食物は主にオキアミという甲殻類で、食べ方は大きく口を開けて獲物の群れに突っ込み、海水のみを排出して食べるという方法。
繁殖期は冬で10ヶ月~12ヵ月の妊娠期間を経て1頭の子供を産む、子供は8年~10年で性成熟する。出産間隔は2年~3年。
寿命は長く100年以上生きる個体もいるという。
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状況

かつてはこの巨大な鯨を捕らえる有効な手段がなく捕獲には困難を極めたが、1860年頃に艦船から銛を撃ち出す捕鯨砲をノルウェーが開発すると本格的な捕鯨が始まった。
最初は北大西洋のみで鯨漁が行われていたが数が減少してくると1904年からはシロナガスクジラの9割が棲息している南極海での捕鯨も始まった。
1960年に絶滅する直前である事が解り、1966年にシロナガスクジラの捕鯨は世界的に禁止された、捕鯨開始から60年あまりで33万頭が捕獲されている。
個体数は2002年の調査で5000頭~12000頭と推定された。
棲息している保護区

不明
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