TOP > 哺乳類 > ネコ目 > ジャクソンマングース
ジャクソンマングース

和名 : ジャクソンマングース
学名 : Bdeogale jacksoni
分類 : ネコ目マングース科
分布地域 : ケニア(エルゴン山、ケニア山、アバーディア山脈)、タンザニア(ウズングワ山脈)、ウガンダ(エルゴン山)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 準絶滅危惧(NT)
形態

体長50cm~60cm、尾長約30cm、体重2kg~3kg。
体毛は全体的に灰色、頭部と尾は白みを帯びている、四肢は下部に行くほど黒みを増していく。
生態

低地から標高3300mまでの森林に棲息している。
夜行性で、単独やツガイで行動する事が多い。
穴を掘って巣を作る、鳴き声は犬に似ている。
基本的に地上性だが危険が迫ると木に登って逃げる。
食物はげっ歯類と昆虫を中心にトカゲやヘビの卵なども食べる。
繁殖については情報が無い。
スポンサーリンク
状況

継続的に行われている森林伐採によって棲息地を失っている。
ジャクソンマングースの個体数は不明だが、過去15年で25%近く減少していると考えられている。
恐らくウサンバラ山脈、ヌグル山脈、ウルグル山脈などにも棲息範囲は広がっている。
棲息している保護区

ケニア
・ケニア山
ケニア山国立公園(Mount Kenya National Park)
・アバーディア山脈
アバーディア国立公園(Aberdare National Park)
タンザニア
・モロゴロ州
ウズングワ山塊国立公園(Udzungwa Mountains National Park)
ケニア、ウガンダ
エルゴン山国立公園(Mount Elgon National Park)
スポンサーリンク