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メヘリーキクガシラコウモリ

和名 : メヘリーキクガシラコウモリ
学名 : Rhinolophus mehelyi
分類 : コウモリ目キクガシラコウモリ科
分布地域 : ポルトガル、スペイン、フランス、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、セルビア、モンテネグロ、南コーカサス、モロッコ、チュニジア、エジプト、アルジェリア、リビア、トルコ、キプロス、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、アフガニスタン、サルデーニャ島、シチリア島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長5.5cm~6.4cm、翼幅33cm~34cm、体重10cm~18cm。
体色は背部が灰褐色で、腹部は白。
生態

標高500m以下の洞窟に棲息するが、イベリア半島では一度だけ標高1200mの地点で発見された事がある。
日中は洞窟で休み夜になると狩りに出かける、超音波によって獲物や障害物の位置を把握する、狩りは空中や地上で行われ、蛾などの昆虫を捕食する。
群れは通常50頭~300頭ほどの大きさだが、冬には最大で5000頭の群れを形成する。
出産はだいたい7月に行われる、妊娠期間は2ヵ月~3ヶ月で、生まれた子供は約3週間母親の体にしがみ付いて行動する。
性成熟は2年~3年。
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状況

観光客の撹乱や生息地の破壊が脅威と考えられるが、正確な減少理由は不明。
ほぼ全域で減少傾向にある。
棲息している保護区

ロシア
・ソチ
ソチ国立公園(Sochi National Park)
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