絶滅危惧種のクチジロジカを紹介します。

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クチジロジカ


クチジロジカ

和名 : クチジロジカ
学名 : ervus albirostris
分類 : ウシ目シカ科
分布地域 : 中国(チベット、四川省、青海省、甘粛省、雲南省)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)



うさぎ 形態
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体長190cm~230cm、肩高115cm~140cm、尾長12cm~13cm。
体重はメスが90kg~160kg、オスは180kg~230kg。
体毛は夏毛は灰褐色で冬毛は黒褐色になる、首と頭部は常に黒褐色で、後部の尻付近は黄褐色になっている、クチジロジカという名前の通り口の周りが白い。
5本に枝分かれした角はオスのみに生えていて平均110cmになる。

うさぎ 生態
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クチジロジカ2
クチジロジカは鹿の中で最も高い標高に棲息している種とされ、標高3500m~5100mの草原に棲息している。

群れの大きさは通常10頭前後で、繁殖期以外は雌雄別々の群れを形成する。
かつては100頭を超える群れも見られたが現在では滅多に見ることは出来ない。

食物は、ツツジ、スゲ、カヤツリグサなどの草本を食べる。

天敵はユキヒョウやオオカミ。

繁殖は9月~11月の間に行われ、この時期になるとオス同士メスを巡って争う。
妊娠期間は220日~250日で5月~6月に1頭の子供を産む、子供は生後40分程で立てるようになる、性成熟には2年~3年かかる。
寿命は飼育下で21年生きた記録があるが、野生では恐らく12年以上は生きないと考えられる。

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うさぎ 状況
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角が中国の伝統薬の原料となるため狩猟されている事や家畜との競合で棲息地が劣化している事が問題となっている。
しかし、近年はクチジロジカの狩猟は法的に禁止され、農民からも銃が押収されており密猟は減少傾向にある事に加えて、飼育個体から角を採取する事で野生個体への負荷を軽減しようという試みも行われている。
これらの努力の結果、正確な個体数は不明だが最近では比較的安定している可能性がある。

うさぎ 棲息している保護区
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中国
甘粛省
盐池湾国家級自然保護区(Yanchiwan National Nature Reserve)

青海省
三江源国家級自然保護区(Sanjiangyuan National Nature Reserve)

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絶滅危惧種

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