絶滅危惧種のパサン(ノヤギ)を紹介します。

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パサン(ノヤギ)


パサン(ノヤギ)

和名 : パサン(ノヤギ)
学名 : Capra aegagrus
分類 : ウシ目ウシ科
分布地域 : アフガニスタン、パキスタン、イラン、トルクメニスタン、イラク、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、ロシア、トルコ、クレタ島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)



うさぎ 形態
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体長120cm~160cm、肩高70cm~100cm、尾長15cm~20cm、体重25kg~95kg。
オスは黒く長い顎鬚を持ち、体毛は冬毛は銀白色で夏毛は赤褐色になり、胸、顔、肩、四肢などが黒い体毛で覆われている。
メスの体毛は黄褐色。

オスは最大130cmのサーベル状の角を持つ、メスの角は20cm~30cm程。

うさぎ 生態
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パサン(ノヤギ)2
標高4200mまでの岩場や牧草地などに棲息している。
夜行性で夕暮れから食料を探しに行く、オスは単独行動か5頭前後の群れだが、メスは5頭~25頭の群れを作り最大で100頭になる事もある。
警戒心が強く少しの匂いや音でも感知して外敵から逃れる事が出来る。

食物は葉や草本を食べる。

繁殖期は8月~12月でこの時期オスは角をぶつけ合って争う、妊娠期間は約5ヵ月で通常1頭の子供を生む、新生児は約2kgで生後1日以内に立てるようになる、離乳は4ヶ月~5ヶ月で、メスは約3年で性成熟する。
寿命は飼育下で20年以上生きた記録がある。

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うさぎ 状況
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肉や角を目的とした狩猟、家畜との食料の競合、別種のヤギとの交雑が脅威になっている。
正確な個体数は不明だが多くの地域で急速に減少しており、過去3世代で30%以上減少している可能性がある。

アフガニスタンとイラクではデータは無いが恐らく絶滅寸前となっている。

コーカサス地方では1980年代の調査で3500頭~4000頭と推定されているが近年減少速度は上がっている。

イランでは1991年のデータで2つの国立公園で計6500頭程、トルクメニスタンでは1986年で約7000頭、トルコでは広く分布しており成体が1万頭以下と推定されている。

うさぎ 棲息している保護区
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アルメニア

アララト地方
ホスロフ自然保護区(Khosrov State Reserve)

アゼルバイジャン
ナヒチェヴァン自治共和国(オルドバード県)
ザンゲズル国立公園(Zangezur National Park)

パキスタン
バローチスターン州
ハザールガンジ・チルタン国立公園(Hazarganji-Chiltan National Park)

ヒンゴル国立公園(Hingol National Park)

シンド州
キルタール国立公園(Kirthar National Park)

イラン
ゴレスターン州
ゴレスターン国立公園(Golestan National Park)

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絶滅危惧種

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