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ヤマアノア

和名 : ヤマアノア
学名 : Bubalus quarlesi
分類 : ウシ目ウシ科
分布地域 : インドネシア(スラウェシ島、ブトン島)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類 (EN)
形態

体長約150cm、体高70cm、尾長17cm~24cm、体重150kg~300kg。
体毛はダークブラウンや黒、雌雄共に15cm~19cmの角を持っている。
生態

標高1000m~2300mの熱帯雨林に棲息している。
通常は単独かツガイで行動をして最大でも5頭ほどのグループにしかならない。
午前中が最も活発になり、午後は木の下で休んでいる事が多い。
食物は、草本、木の葉、コケ、果実を食べる。
水浴びや泥浴びを好んでする。
繁殖は一年中行われる、妊娠期間は275日~315日で通常1頭の子供を生む。
性成熟は2年~3年で、平均寿命は20年~25年。
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状況

森林伐採と狩猟によって個体数は減少している。
今ではワシントン条約で保護されているが、それでも肉や皮を狙った密猟はなくなっていない。
正確な個体数は不明だが2500頭未満と推定され、減少率は2世代毎に20%以上と考えられている。
棲息している保護区

インドネシア
・スラウェシ島
ローレ・リンドゥ国立公園(Lore Lindu National Park)
ボガニ・ナニ・ワルタボネ国立公園(Bogani Nani Wartabone National Park)
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