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ミズカキポタモガーレ

和名 : ミズカキポタモガーレ
学名 : Micropotamogale ruwenzorii
分類 : アフリカトガリネズミ目テンレック科
分布地域 : コンゴ民主共和国(ルウェンゾリ山地、エドワード湖、キブ湖)、ウガンダ(ルウェンゾリ山地)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 準絶滅危惧 (NT)
形態

体長16cm~20cm、尾長13cm~15cm、体重130g~150g。
体毛は背部が灰褐色で、腹部が灰色。
生態

標高2200mまでの川辺の森林に棲息している。
半水生で泳ぐ時は尾は使わずに足と体を動かして泳ぐ、潜水していられる時間は短い。
夜行性のため狩りは夜に行う、獲物は小魚、甲殻類、昆虫などを食べる、水中では視力ではなく触覚(髭)を使って獲物を探す。
一日の殆どの時間をグルーミングに使う。
繁殖の研究はあまりされていないが、恐らく2頭程の子供を生むと考えられる。
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状況

漁師の仕掛けた罠にかかり溺死してしまう事故や、開発による棲息地の消失に脅かされている。
まだ人間の影響を受けておらず自然のままの残っている棲息地も多く存在するが、人口が多く人の圧力の強い地域では減少傾向にある。
棲息している保護区

コンゴ民主共和国
・北キヴ州
ヴィルンガ国立公園(Virunga National Park)
・キヴ湖西岸
カフジ=ビエガ国立公園(Kahuzi-Biéga National Park)
ウガンダ
・ルウェンゾリ山地
ルウェンゾリ山地国立公園(Rwenzori Mountains National Park)
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