絶滅危惧種のアホウドリを紹介します。

スポンサーリンク


TOP > 鳥類 > ミズナギドリ目 > アホウドリ

アホウドリ


アホウドリ

和名 : アホウドリ
学名 : Phoebastria albatrus
分類 : ミズナギドリ目アホウドリ科
分布地域 : ベーリング海、北太平洋、日本沿岸
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)



鳥アイコン 形態
ライン


体長84cm~94cm、翼開帳215cm~230cm、体重4.3kg~8.5kg。
体毛は全体的に白色で、首は黄色く、翼の船体は黒い、くちばしはピンク色。

鳥アイコン 生態
ライン


主にアリューシャン列島周辺の海上に棲息しているが、繁殖期になると伊豆諸島の鳥島、尖閣諸島の北小島と南小島に渡りを行う。
羽ばたく事無く長時間滑空することが出来、食事の時に海面に降りてくる。

食物は主にイカで、魚類、甲殻類、船舶から出る残飯も食べる。

10月頃になると渡りを行いコロニーを形成して求愛行動を行う、ツガイになると通常はオスが地面に浅い穴を掘った巣を作り、メスは11月中旬に1個の卵を産む。
抱卵期間は約65日でメスとオスが交互に抱卵する。孵化した雛鳥の体毛は全身黒褐色で3年~4年掛けて成鳥と同じ体毛に変化していく。

スポンサーリンク


鳥アイコン 状況
ライン


かつては多く見られた種で伊豆諸島の鳥島には数十万羽が繁殖に訪れていた。
しかし明治時代になると資源のない日本ではアホウドリの美しい羽毛を海外に輸出するために乱獲を行い、毎年多くのアホウドリが捕獲されていった、アホウドリは棒を持って近付いても逃げる事はせず、特に抱卵中の親鳥は近付くと卵を守るようにどっしりと座り込むため簡単に捕獲する事が出来た、この捕獲し易い姿からアホウドリという名前が付けられたと言う説もある。
アホウドリ
1910年に羽毛貿易は禁止されたが日本では1933年まで狩猟は続けられ合計約630万羽を捕殺していた。
翌年1934年の鳥島の調査では1羽も発見されず、1949年には世界的にも絶滅が宣言された。

しかし1951年に気象庁職員によって鳥島で10羽のアホウドリが繁殖している事が確認された、その後1976年から本格的な保護計画が始められ1999年には1000羽を超え、2003年には1840羽、2007年の調査時には約2400羽と順調に回復している。

鳥アイコン 棲息している保護区
ライン


日本
東京都
鳥島鳥獣保護区

スポンサーリンク


絶滅危惧種

スポンサーリンク