絶滅危惧種のトキを紹介します。

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トキ


トキ

和名 : トキ
学名 : Nipponia nippon
分類 : ペリカン目トキ科
分布地域 : 中国、日本、韓国
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)



鳥アイコン 形態
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体長約75cm、翼開長約130cm、体重約180g。
体毛は鴇色と言われる淡いピンク色、後頭部には飾り羽がある、顔は赤い皮膚が裸出している。
クチバシは黒く、足は暗赤色。

鳥アイコン 生態
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森林で休み、湿地や水田などで採食をする。
繁殖期にはツガイで活動するが、通常数十羽の群れを形成して生活している。

食物はクチバシを水中に刺し込み、ドジョウ、タニシ、サワガニ、カエル、昆虫を捕食する。

繁殖期は2月~6月で、高木に枯れ枝で巣を作り2個~4個の卵を産む、約28日で孵化をするが抱卵は雌雄共に行う、雛鳥は2年~4年で性成熟に達する。

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鳥アイコン 状況
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かつてはロシア、日本、北朝鮮、韓国でも普通に見る事ができる鳥だったが、現在は中国以外では野生絶滅している。

中国でも1964年以降発見されない期間が続き一時は絶滅したと考えられていたが、1981年の調査で2組のツガイが発見され生存が確認された。
その後1983年より徹底した保護政策を行った結果、中国での個体数は徐々に回復していき1999年には200羽を超え2012年には276羽まで増加している。

日本では江戸時代までは日本全国の水田や湿地などいたる所に棲息していたが、明治時代に入ると農作物を荒らす害鳥として駆除されたり、農薬散布や開発による影響で次第に生息域は狭まっていった。
1981年に唯一佐渡島に棲息していた5羽のトキが保護された事で、日本での野生個体は全滅した。

保護された5羽のトキによる飼育繁殖計画も行われたが失敗しており、2003年10月10日に最後の1羽が亡くなり日本産のトキは絶滅した。

日本産は絶滅したが、1999年に中国から譲渡された2羽のトキのツガイの人工繁殖は成功しており個体数は順調に増加している。
2008年からは佐渡島で再導入計画が行われており、2013年までに計142羽が放鳥されている。

2010年での総個体数は約1800羽とされる。

鳥アイコン 棲息している保護区
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日本
佐渡島
新穂鳥獣保護区

中国
河南省
董寨国家級自然保護区(Dongzhai National Nature Reserve)

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絶滅危惧種

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