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ズグロマイコドリ

和名 : ズグロマイコドリ
学名 : Piprites pileatus
分類 : スズメ目マイコドリ科
分布地域 : ブラジル南東部、アルゼンチン最北東部でも1羽発見された事がある
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長約12cm。
頭部と翼の下半分と尾は黒く、背中と翼の上半分は赤褐色、喉から胸部は黄色みのかかった褐色で、腹部はベージュ。
生態

標高900m~2000mの山地にあるナンヨウスギやマキの森林に棲息する。(アルゼンチンでは標高500m~600mで発見されている)
食物は、昆虫、無脊椎動物、果実を食べる。
基本的には単独で行動するが他の鳥の群れに加わって行動することもある。
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状況

棲息地である森林の消失が主な脅威になっている。
16世紀後半から鉱物の採掘が活発になり元々73780平方キロメートルあった森林は1965年までに15932平方キロメートルにまで狭まった、実に棲息地の79%が消失している。
現在はいくつかの保護区で棲息が確認されているが、この種を存続させる為には新たな棲息地となる森林の発見が急務となっている。
棲息している保護区

ブラジル
・ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州
イタチアイア国立公園(Itatiaia National Park)
・リオデジャネイロ州、サン・パウロ州
ボカイナ山国立公園(Serra da Bocaina National Park)
・リオグランデ・ド・スル州
アパラードス・ダ・セラ国立公園(Aparados da Serra National Park)
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