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モーリシャスベニノジコ

和名 : モーリシャスベニノジコ
学名 : Foudia rubra
分類 : スズメ目ハタオリドリ科
分布地域 : モーリシャス(モーリシャス島、イルオゼグレット島)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長約14cm、翼長約7cm、体重14g~19g。
体毛は頭から胸部まで赤色、上部は暗褐色に薄い黄色のすじがある、下部は灰褐色。
生態

熱帯雨林の原生林に好んで棲息しているが外来樹種の入り込んだ劣化した森林にも棲息する。
食物は、種子、果実、花蜜、タンパク質を取るため昆虫を食べる。
繁殖期は初夏で、ツガイで協力して巣を作る、2個~4個の卵を産み、約2週間抱卵する、ひな鳥の給餌はオスとメスの両方が行い11日~20日で巣立っていく。
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状況

1970年代の大規模な森林伐採によって棲息地の大半を失った事が最大の減少理由とされる。
更にサルやブタなどの移入動物や、サイクロンによる被害で1975年~1993年の間に棲息地と個体数の50%以上を失っている、しかし1993年以降は植林や外来動物の駆除の結果個体数は安定している。
2008年頃の調査では300羽程と推定された。
棲息している保護区

モーリシャス
・イルオゼグレット島
イル・オゼグレット自然保護区 (Ile aux Aigrettes Nature Reserve)
・モーリシャス島
ブラックリバー渓谷国立公園(Black River Gorges National Park)
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