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セジマミソサザイ

和名 : セジマミソサザイ
学名 : Ferminia cerverai
分類 : スズメ目ミソサザイ科
分布地域 : キューバ西部サパタ湿原
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長約16cm。
体毛は背部は灰色がかった褐色で、下部は白色、背部と翼に黒い縞模様かある。
尾は長いが翼はとても短い。
生態

淡水の湿地に棲息する。
飛翔能力は低く歩いて移動する事が多い。
鳴き声は大きくとても美しいという。
食物は、トカゲ、昆虫、軟体動物、クモ、果物などを食べる。
繁殖は1月~7月にヒトモトススキの茂みに巣を作り2個~6個の卵を産む、抱卵はメスのみで行うとされる。
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状況

野焼きや農地拡大による棲息地の消失と、1870年代にネズミ駆除のために人為的に導入されたジャワマングースによる捕食が脅威になっている。
一時は絶滅危惧IA類とされていたものの1998年の調査で推定していたより多くが生存している事が解り絶滅危惧IB類に再評価されている、しかし個体数は今も減少傾向にあり、2013年で1000羽~2500羽と考えられる。
棲息している保護区

キューバ
・マタンサス州
サパタ湿地国立公園(Zapata Swamp National Park)
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