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ブラジルミヤマカマドドリ

和名 : ブラジルミヤマカマドドリ
学名 : Asthenes luizae
分類 : スズメ目カマドドリ科
分布地域 : ブラジル(ミナスジェライス州)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 準絶滅危惧(NT)
形態

体長約17cm、体重25g~30g。
体毛は背部が暗褐色で前部が薄い灰色になっている。
生態

標高800m~2000mの森林に棲息している。
単独かツガイで行動をする、オスは10ha~20haの縄張りを持つ。
食物は主に昆虫を食べる。
繁殖は8月~2月の間で地上に作った巣の中に卵を産む。
抱卵期間は約3週間、ひな鳥は両親に世話をされ生後約3週間で巣を出て活動を始める。
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状況

農地拡大、観光開発、インフラ整備などによる棲息地の破壊が脅威となっている。
また、管理が行き届いていない地域での観光客の増加は森林火災のリスクを増加させている可能性がある。
1985年に発見された当初は絶滅危惧IB類(EN)に分類されていたが、その後の研究で当初考えられていたよりも広範囲に分布している事が解り、現在は準絶滅危惧(NT)に分類されている。
個体数は5万羽~10万羽と推定されている。
棲息している保護区

ブラジル
・ミナスジェライス州
セラ・デ・シポ国立公園(Serra do Cipó National Park)
センプレ・ヴィヴァス国立公園(Sempre Vivas National Park)
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