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ハジロイロムシクイ

和名 : ハジロイロムシクイ
学名 : Apalis chariessa
分類 : スズメ目セッカ科
分布地域 : マラウイ、モザンビーク、タンザニア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長12cm~15cm、翼長約5.5cm。
体毛は背部が濃灰色で翼に白斑がある、喉は白く、首に黒い横帯がある、胸部は茶色で腹部は白い。
メスはほぼ同色だが、肩が緑色をおび、首に横帯がない。
生態

標高2000m以下の河川周辺の森林に棲息している。
数羽の家族群を形成して活動する。
食物は主に昆虫を食べる。
繁殖期は10月~1月頃で、木の枝に袋状の吊り巣を作る。
メスは2個~3個の卵を産み抱卵をする、孵化したひな鳥はツガイで協力して育てる。
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状況

棲息地の全域が森林伐採の圧力を受けている。
ウズングワ山脈ではそれ程ではないが、マラウイ南東部ではほぼ全ての棲息地が深刻な状態に陥っている。
ケニアのタナ川の河畔林に棲息していた個体群は1961年から記録が無く既に絶滅していると考えられている。
個体数は1万羽以下と推定される。
棲息している保護区

タンザニア
・モロゴロ州
ウズングワ山塊国立公園(Udzungwa Mountains National Park)
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