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ハシボソヨシキリ

和名 : ハシボソヨシキリ
学名 : Acrocephalus paludicola
分類 : スズメ目ヨシキリ科
分布地域 : ポーランド、ウクライナ、ベラルーシ、ハンガリー、ドイツ、リトアニア、ラトビア、ロシア、冬になると、セネガル、マリ、ガーナなど西アフリカに渡る。
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長12cm~13cm、翼開長16cm~20cm、体重10g~14g。
体毛は上部が茶色で黒褐色の縞模様がある、下部はベージュ。
生態


スゲやヨシの生えた湿地や沼地に棲息している。
食物は、トンボ、蜘蛛、芋虫などの昆虫をメインに小さな果実も食べる。
スゲの下に巣を作り、3個~5個の卵を産む、雛鳥の世話はメスのみが行う。
一夫多妻か無差別に交尾をしていると思われる。
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状況

農地拡大による湿地の消失がハシボソヨシキリが減少している主な理由と考えられる。
ハシボソヨシキリの個体数を数える時は春に囀っているオスを数えるという方法がとられる、その為正確な個体数を調べることは困難だが恐らく3万羽程度と推定される。
棲息している保護区

ハンガリー
・ハイドゥー・ビハール県
ホルトバージ国立公園(Hortobágy National Park)
セネガル
・サンルイ州
ジュッジ鳥類国立公園(Djoudj National Bird Sanctuary)
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