TOP > 鳥類 > オウム目 > クロボタンインコ
クロボタンインコ

和名 : クロボタンインコ
学名 : agapornis nigrigenis
分類 : オウム目インコ科
分布地域 : ザンビア、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ(ジンバブエとボツワナでは絶滅した可能性がある)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長13cm~14cm、体重約45kg。
体毛は翼と背部が緑色、腹部が黄緑で胸部はオレンジ、頭部はこげ茶色で目の周りは白くなっている。
生態

標高600m~1000mにあるアカシアの森林に棲息する。
20羽~30羽の群れで行動して、寝る時も群れで固まって寝る。
食物は植物の種子、花、野草、樹液などを食べる。
繁殖についてはあまり解っていないが、1月~4月で樹洞に巣を作り3個~8個の卵を産む、3週~4週間で孵化して雛鳥は約1月半で巣立つとされる。
スポンサーリンク
状況

1920年代には市場で売買される為に大量に捕獲されていた、1929年の乱獲の絶頂期には一ヶ月で1万6000羽ものクロボタンインコが市場で取引されたという。
今では市場取引は禁止されているものの密猟は後を絶たず、いつまた乱獲が起きてもおかしくはないと懸念されている。
また、トウモロコシなどの作物を食べてるとして駆除される事もある。
現在、アフリカオウム保全センターでは個体数を回復させる為に繁殖方法の研究が行われている。
棲息している保護区

ザンビア
・北西部、中部州、南部州
カフェ国立公園(Kafue National Park)
スポンサーリンク