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シロミミキジ

和名 : シロミミキジ
学名 : Crossoptilon crossoptilon
分類 : キジ目キジ科
分布地域 : 中国(青海省、四川省、雲南省、チベット)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 準絶滅危惧(NT)
形態

体長約92cm、尾長約57cm、翼長約33cm。
体毛は全体的に白く、頭頂部は黒く目の周りが赤い、尾は黒い。
頬から耳の様な飾り羽が後頭部方向に伸びている。
生態

標高3200m~4200mの高地の森林に棲息している、冬季には標高2800m程まで降りてくる。

食物は、杜松実、クコの実、アヤメやユリの種子を食べる。
冬季には最大30羽程の群れも確認されるが、繁殖期はツガイで行動する。
繁殖期は4月~6月で、メスは4個~7個の卵を産む、抱卵期間は24日~25日、性成熟は約2年とされる。
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状況

森林伐採による棲息地の消失と食用を目的とした狩猟によって恐らく減少傾向にある。
現在はシロミミキジが棲息する高地の森林で大きな伐採は行われていないため、脅威は比較的少ないと考えられる。
個体数は1万羽~5万羽と推定されている。
棲息している保護区

中国
・四川省
四川省のジャイアントパンダ保護区(Sichuan Giant Panda Sanctuaries)
(動物園)
ドイツ
・ニーダーザクセン州
ヴァルスローデ鳥類園(Weltvogelpark Walsrode)
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