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フィリピンアオヒゲショウビン

和名 : フィリピンアオヒゲショウビン
学名 : Actenoides hombroni
分類 : ブッポウソウ目カワセミ科
分布地域 : フィリピンのミンダナオ島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長約27cm、体重105g~150g。
体毛は頭部から背部が濃紺で腰はコバルトブルー、翼は緑色でオレンジ色の斑点がある、頬、肩、胸部は赤褐色。メスは濃紺の部分が緑色で翼の斑点が大きい。
生態

標高1000m~2500mの湿った森林に棲息している。
食物はバッタなどの大型昆虫、ナメクジ、カタツムリ、カエル、小さなトカゲ、稀に魚を食べる。
繁殖期は1月~7月で、3月~5月がピークと思われる。
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状況

森林伐採が脅威となっていて、1980年代までにミンダナオ島の70%の森林が失われている、現在も木材や農地化を目的に伐採は続けられている。
また、ミンダナオ島はテロ組織が活発に活動しており、意図的に森林が燃やされる事もある。
棲息している保護区

フィリピン
・ダバオ地方
アポ山国立公園(Mount Apo national Park)
・ブキドノン州
キタングラッド山脈自然公園(Mount Kitanglad Range Natural Park)
・ミンダナオ島
マリンダン山脈自然公園(Mount Malindang Range Natural Park)
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