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アカハシサイチョウ

和名 : アカハシサイチョウ
学名 : Aceros leucocephalus
分類 : ブッポウソウ目サイチョウ科
分布地域 : フィリピンのカミギン島、ミンダナオ島、ディナガット島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 準絶滅危惧(NT)
形態

体長約75cm。
体重800g~1300g。
体毛は全体的に黒色で、尾羽は白く先端部分が黒い。くちばしは赤。
オスのみ頭から胸部に掛けてクリーム色をしている。
生態

熱帯雨林にツガイや群れで棲息している。
主食は果実や昆虫、爬虫類なども食べる。
くちばしの上の赤い突起は鳴き声をあげる時に共鳴装置として作用する。
メスは抱卵期間や子育てをする時は大木の樹洞に巣を作り、泥や糞などで小さな穴を残して蓋をする、オスはこの穴からメスや雛に餌を運ぶ、3ヶ月程経つとメスは自ら蓋を壊し雛と共に外に出てくる。
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状況

森林伐採で巣を作れるような大木が失われている事や、食用としての狩猟などで数を減らしている。
この種の存続は、棲息地になりうる森林の保全や、いかに狩猟を制限出来るかにかかっている。
個体数は1万羽~2万羽。
棲息している保護区

不明
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