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ミゾゴイ

和名 : ミゾゴイ
学名 : Gorsachius goisagi
分類 : ペリカン目サギ科
分布地域 : インド北東部、カンボジア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長48cm~50cm、翼幅86cm~88cm。
体毛は全体的に褐色で上部に黒い斑がある、頭部が黒褐色、下面は薄い褐色で虫食い状の斑がある。
クチバシは上嘴が黒で下嘴は黄色、足は黒緑色。
生態

密生した湿度の高い森林に棲息している。
群れは作らず、単独行動かツガイで行動する。
繁殖期は主に日本で過ごし、冬季になると東南アジアに渡りを行う。

繁殖期には昼間も活動するが基本的には夜行性、河川や湿地などで、小魚、昆虫、サワガニ、ミミズなどを捕食している。
外敵が近付いてくると首を伸ばして木の枝に擬態をする。
繁殖期は5月~7月でこの時期になると日本に渡ってくる、高い木の上に巣を作り3個~4個の卵を産む、オスとメスが協力して17日~27日程抱卵を行い、孵化した雛鳥は35日~37日で巣立っていく。
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状況

主な脅威は、都市開発や農地拡大による森林伐採で高い木々が失われている事である。
日本でも年々繁殖地として適した場所は減少している。
個体数は約1000羽と推定されている。
棲息している保護区

フィリピン
・ケソン州
ケソン国立公園(Quezon National Park)
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