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シロハラチュウシャクシギ

和名 : シロハラチュウシャクシギ
学名 : Numenius tenuirostris
分類 : チドリ目シギ科
分布地域 : 南ヨーロッパ、アナトリア半島、北アフリカ、ロシア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IA類(CR)
形態

体長36cm~41cm、翼幅80cm~92cm、体重255g~360g。
体毛は背部が灰色がかった茶色で下部が白い、背中と胸からは腹部に黒い斑がある。
生態

湿地や草原に好んで棲息している。

シベリア西部のタイガで繁殖をして、冬季には北アフリカや南ヨーロッパで越冬する。
過去の記録では渡りを行う時は大きな群れを形成していたらしい。
食物はバッタやイナゴなどの昆虫や甲殻類を食べる。
5月頃に産卵をして、約4個の卵を産むとされる。
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状況

目撃報告は年々減少しており個体数は成鳥で50羽以下と推定されている。
19世紀後半から主に越冬地で行われていた狩猟や草原の農地化が個体数に影響を与えたとされている、現在でも知識不足のハンターによる狩猟が脅威となっている可能性がある。
棲息している保護区

ハンガリー
・バーチ・キシュクン県
キシュクンシャーグ国立公園(Kiskunság National Park)-2001年に目撃報告がある
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