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カギハシハチドリ

和名 : カギハシハチドリ
学名 : Glaucis dohrnii
分類 : アマツバメ目ハチドリ科
分布地域 : ブラジル(バイーア州、エスピリトサント州、ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長12cm~14cm。
体毛は頭部と背部と尾が鈍い緑色で、喉から腹部が赤褐色になる。
生態

低地の湿潤な森林に棲息している。
食物は主に花蜜、他には昆虫などを食べる。
繁殖期は9月~2月で、巣はメスが植物のツルや葉などで作りオスは周辺を守る。
メスは通常約2個の卵を産み約2週間抱卵する、孵化したひな鳥は約1ヶ月で巣立っていく。
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状況

大西洋岸森林は歴史的に大部分が伐採され、残された棲息地も都市開発や火災によって失われている。
カギハシハチドリの個体数は1000羽前後と推定されており、大西洋岸森林に棲息するハチドリの中で最も希少な種とも言われている。
棲息している保護区

ブラジル
・バイーア州
モンテ・パスコアル国立公園(Monte Pascoal National Park)
・エスピリトサント州
リニャレシュ森林保護区(Linhares Forest Reserve)
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