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カオジロオタテガモ

和名 : カオジロオタテガモ
学名 : Oxyura leucocephala
分類 : カモ目カモ科
分布地域 : イスラエル、ウクライナ、シリア、スペイン、パキスタン、モンゴル、イラン、インド、カザフスタン、チュニジア、トルクメニスタン、トルコ、アフガニスタン、アルジェリア、イラク
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN)
形態

体長約46cm、体重約700g。
体毛は茶色、頭部は白く頭頂部が黒い、くちばしは青色。
生態


植物のよく生えた湖に棲息している。
食物は水中に潜って昆虫や幼虫を捕食する、他には植物も食べる
繁殖期になると4個~9個の卵を産む、抱卵期間は3週~4週で、ひな鳥は2ヶ月程で巣立つ、一夫多妻制。
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状況

主な脅威は干ばつによる棲息地の消失である。
この100年で繁殖地の5割が消滅していると言われ、かつては10万羽と言われていた個体数は、現在では約1万羽にまで減少している。
また、アカオタテガモとの交雑や違法な狩猟なども個体数を減らす要因となっている。
棲息している保護区

スペイン
・ウエルバ県、セビリャ県、カディス県
ドニャーナ国立公園(Doñana National Park)
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