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フィリピンクマタカ

和名 : フィリピンクマタカ
学名 : Nisaetus philippensis
分類 : タカ目タカ科
分布地域 : フィリピン
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU)
形態

体長50cm~70cm、翼幅100cm~125cm、尾長約30cm、体重約1.1kg~1.2kg。
体毛は頭部や前部が褐色で、濃褐色の斑がある、背部から尾は濃褐色で、頭頂部には黒い冠羽がある。
生態

標高0m~1000mまでの森林に棲息している。
食物は恐らくネズミなどの小型哺乳類や果実を食べる。
繁殖方法は情報が無い。
生まれたばかりの雛鳥は頭部や前部は白く、背部は茶色いが、生後4年程で成鳥と同じ外見になる。
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状況

都市や農地拡大を目的とした森林伐採や、狩猟によって数を減らしている。
少なくともフィリピンの12の島で棲息が確認されている。
最大の棲息地はルソン島とミンダナオ島だが、最近の調査ではルソン島でツガイが200組~220組、ミンダナオ島で320組~340組と推定されており、これらの数字が正確ならば個体数はかなり少ない可能性がある。
棲息している保護区

フィリピン
・ダバオ地方
アポ山国立公園(Mount Apo national Park)
・ミンダナオ島
マリンダン山脈自然公園(Mount Malindang Range Natural Park)
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